弁護士 師子角允彬のブログ

師子角総合法律事務所(東京:水道橋駅徒歩5分・御茶ノ水駅徒歩7分)の所長弁護士のブログです

2025-12-27から1日間の記事一覧

故意的な業務命令不履行の場合でも、懲戒解雇事由とするにあたり、事業への具体的な支障が問われた事例

1.労働契約上の本質的な義務 労働契約法6条は、 「労働契約は、労働者が使用者に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うことについて、労働者及び使用者が合意することによって成立する。」 と規定しています。 要するに、 労働者は使用者の…

反省の弁を述べたことがうかがわれないとされつつも、懲戒解雇が否定された例

1.雇用継続の可否の判断と改善可能性(反省) 問題行動を理由とする普通解雇や懲戒解雇の可否を判断するにあたり、しばしば「改善可能性」という概念が登場します。「事前の注意・指導による改善の可能性が残されている以上、解雇をするのは行き過ぎではな…