弁護士 師子角允彬のブログ

師子角総合法律事務所(東京:水道橋駅徒歩5分・御茶ノ水駅徒歩7分)の所長弁護士のブログです

名誉毀損事件

佐々木氏が渡部氏の浮気相手を訴えたらどうなるか

1.夫の浮気相手を訴えるべき? ネット上に、 「佐々木希さんは『夫の浮気相手を訴えるべき』家族問題評論家・池内ひろ美氏が説く意義とは」 という記事が掲載されています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/f4b57cd376c1d9c0b1df31822bcf9739baacd9b5 …

名誉毀損で提訴された漫画家の方のヘッダー変更の件で思うこと

1.名誉毀損で提訴された漫画家の方に関する報道 ネット上に、 「伊藤詩織さんが提訴の漫画家、ツイッターでは自らへの『誹謗中傷』訴える ヘッダーは問題の画像」 という記事が掲載されています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/cd133e12c421ccaed49d…

フィクション(風刺画)、リツイートの権利侵害性

1.ジャーナリストによる漫画家らの提訴 ネット上に、 「伊藤詩織さん、はすみとしこさんらを提訴 『ツイッターで虚偽の内容を投稿された』」 との記事が掲載されていました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/0f023370f34adba41267684acda4bd25c7148e57…

女子プロレスラーの自殺問題-番組制作・放送側に法的責任はないのか

1.問題は発信者情報開示だけか? ネット上に、 「木村花さんを苦しめたSNSの誹謗中傷。匿名の相手を訴える方法は?」 という記事が掲載されています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/560d0eb9adaa2825d52f51e58b4baa978dbfc873 記事には、 「プロレス…

自殺の予見可能性-問責にどこまでの認識が必要なのか?

1.安全配慮義務の不履行と自殺 労働契約法5条は、 「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。」 と規定しています。 これはいわゆる安全配慮義務を定めた条文です…

和解内容の評価(NGT裁判)

1.和解による訴訟終了 ネット上に、 【NGT48裁判】AKSと男性ファン「損害賠償数百万円」「謝罪文」「出禁」で和解成立 という記事が掲載されていました。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200408-00000024-tospoweb-ent 記事には、 「和解の…

引用報道と個人の人権(NGT裁判)

1.陳述書、準備書面の引用による報道(NGT裁判) ネット上に、「『山口真帆が住所を教えてくれた』犯人側あらためて主張の根拠《NGT裁判速報》」という記事が掲載されていました。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200203-00031620-bunshun-…

裁判資料の横流し? 訴訟記録と非当事者の名誉・プライバシー保護の問題

1.NGT裁判と山口真帆氏の立ち位置 ネット上に、 「『山口真帆に集団訴訟も』NGTメンバー保護者会が激怒 暴行事件裁判で”場外乱闘”勃発」 という記事が掲載されていました。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191101-00015183-bunshun-ent 記…

訴訟活動の一環として行う弁護士の発言等の違法性阻却基準

1.訴訟活動の中で相手方の名誉や信用を損なうこと 訴訟活動を行う中では、相手方の名誉や信用を損なう主張に踏み込まざるを得ないことがあります。 例えば、セクハラやパワハラの被害を受けたとして損害賠償を請求する場合、どういうひどいことをされたの…

係争中の事件を一般に公表するうえでの留意点

1.ブログで訴訟の相手方である女性を侮辱 ネット上に、 「ブログで訴訟相手の女性侮辱 弁護士に『懲戒審査相当』 『正当防衛』と反論」 という記事が掲載されていました。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191023-00000628-san-soci 記事には、 「元…

自殺遺族と受任弁護士が行った記者会見等が共同不法行為(名誉毀損)を構成するとされた例

1.農業アイドル自殺-元所属事務所からの反訴 ネット上に、 「農業アイドル自殺『遺族側が会見やネットで事実無根の悪評を拡散した』元所属事務所が反訴」 との記事が掲載されていました。 https://www.bengo4.com/c_5/c_1234/c_1720/n_10237/ 記事には、 …

弁護士の重過失によって訴訟で係争中の損害賠償請求権が清算されてしまった例

1.労働事件の特徴-権利関係の錯綜 労働事件の特徴の一つに、権利関係が錯綜しやすいことが挙げられます。 例えば、サービス残業やパワハラの横行している会社で、クビになった従業員が解雇の効力を争う場合、 労働契約上の権利を有することの確認、 解雇…

司法記者に仮処分申立書を提供した弁護士が名誉毀損で訴えられた事件(情報提供の相手方が名誉毀損の成否に与える影響)

1.司法記者に仮処分申立書を提供した弁護士が訴えられた事件 司法記者に仮処分申立書を提供した弁護士が、名誉毀損を理由に損害賠償を請求された事件が判例データベースに掲載されていました。 岡山地判平31.3.26労働判例ジャーナル89-56LE…